先輩:じゃあ、ここからは心臓を『工場』に例えて説明していくね。この方が仕組みが分かりやすいから。

新人:工場に例えるんですか?面白そうですね!

先輩:まず、この工場(心臓)には全体を仕切る『社長』がいるんだ。それが『洞結節』っていう部分。この洞結節が社長として工場全体に『電気信号』という『指示』を出して、動きのリズムを整えてるんだ。この指示があるから、心房と心室が正しい順番で働けるんだよ。

先輩:そうだね。まず、社長からの指示を最初に受け取るのが『秘書』である『心房細胞』。そして、この秘書が働いているのが『心房』という『倉庫』だよ。秘書が働いて倉庫を管理し、『血液を受け取る準備』をするんだ。そして次に、その指示は『社員』である『心室細胞』に伝わる。この心室細胞が働いているのが『心室』という『出荷場』だよ。社員たちはその指示を受けて、『血液を全身に送り出す』んだ。

先輩:その通り!でもね、この指示がただ順番に流れるだけじゃなくて、途中で『調整する役割』が必要なんだ。そこで出てくるのが『房室結節』という部分。この部分は工場で言うと『部長』だね。

新人:部長が調整役なんですか?

先輩:そうだね。心臓の動きって、この工場の仕組みがしっかりしてるからこそ成り立ってるんだ。この基本を押さえておけば、心電図を学ぶときにも役立つよ。

新人:心臓工場の全体像がつかめてきました!心電図の仕組みも楽しみです!

まとめ

投稿者
アバター画像

管理人どんどん

はじめまして、管理人のどんどんと言います。 看護師11年目の循環器ナースです。 心電図がわからない新人、中途採用、病棟異動できた看護師さんに心電図を指導していますが、病棟勤務のため対面では十分に教える時間が取れないことから、ブログという形で心電図の見方を伝えられたらと思い始めようと思いました。ブログは初めてなので、少しずつ改善していこうと思います。長い目で見て頂ければ、徐々に良くなっていくと思うのでよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)