12誘導心電図の貼り方
12誘導心電図では、胸(胸部誘導)に6箇所、手足(四肢誘導)に4箇所の計10箇所に電極を貼ります。こうすることで、心臓をいろいろな角度から観察し、異常の有無を確認できます。それぞれの電極は、心臓をぐるっと囲むように配置された監視カメラと考えると、貼り方のイメージがしやすくなります。
①胸部誘導は心臓の正面から心臓の左側にかけて、6箇所電極を貼ります。
②四肢誘導は左右の手足にそれぞれ1枚ずつ電極を貼ります。


胸部誘導の貼り方のコツ
- 胸骨角を見つけることが重要!
- 胸骨角のすぐ横に第2肋間があるので、そこから下に2つ数えると第4肋間になります
- 成人男性の場合、乳頭の高さが第4肋間と一致することが多いですが、個人差があるので目安程度にしましょう。
- “あきみちくん”の順番で貼っていく
- 心臓をぐるっと囲むイメージで貼る
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