第3度房室ブロック(完全房室ブロック)

乾燥してひびの入った地球のクローズアップ。

第3度房室ブロックとは

洞結節から心房への命令(電気信号)は正常に発生しているのに、発生した命令が、房室結節より下の伝導路を通れず、心室に全く伝わらなくなる状態です。しかし、心臓は完全に止まるわけではありません。心室には「バックアップ機能」があり自発的にゆっくりとした脈を打ち続けます。ただし、この脈は通常よりかなり遅いため、心拍出量が低下し、めまいや失神などの症状を引き起こすことがあります。

第3度房室ブロックの特徴

  1. PP間隔は一定
  2. RR間隔はやや不規則
  3. めまい、失神を伴うことあり
  4. ペースメーカーが根本治療

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